トレンディエンジェル
2016年、トレンディエンジェルは前年の「M-1グランプリ」敗者復活からの優勝で得た勢いをそのままに、バラエティ番組やCMなど多方面で大活躍しました。斎藤司さんの「斎藤さんだぞ」や「ハゲラップ」といったネタが引き続き人気を集め、視聴者から親しまれる存在となりました。また、これらのフレーズが流行語としても話題になり、お笑い界に確固たる地位を築きました。この年もお茶の間を盛り上げる存在として注目され続けました。
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2016年、トレンディエンジェルは前年の「M-1グランプリ」敗者復活からの優勝で得た勢いをそのままに、バラエティ番組やCMなど多方面で大活躍しました。斎藤司さんの「斎藤さんだぞ」や「ハゲラップ」といったネタが引き続き人気を集め、視聴者から親しまれる存在となりました。また、これらのフレーズが流行語としても話題になり、お笑い界に確固たる地位を築きました。この年もお茶の間を盛り上げる存在として注目され続けました。
2016年、「神ってる」はユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれました。この言葉はプロ野球・広島東洋カープの緒方孝市監督が、6月の試合で2試合連続サヨナラ本塁打を放った鈴木誠也選手の活躍を称賛した際に使ったものです。同年、広島東洋カープは25年ぶりにセ・リーグ優勝を果たし、このフレーズはチームの快進撃を象徴する言葉として全国に広まりました。スポーツ界のみならず、一般社会でも広く使用されました。
2016年、新海誠監督のアニメ映画『君の名は。』が公開され、社会現象となりました。東京の少年・瀧と飛騨の少女・三葉の体が入れ替わる物語は、多くの観客を魅了しました。主題歌「前前前世」を含むRADWIMPSの楽曲も大ヒットし、映画とともに音楽シーンを席巻しました。さらに、「君の名は」は映画レビューサービスFilmarksの「映画流行語大賞2016」で1位に輝き、作品の影響力を示しました。これらの要素が相まって、『君の名は。』は2016年を代表する作品となりました。
2016年、ドナルド・トランプ氏がアメリカ大統領選挙で勝利し、その影響力は世界中で大きな話題となりました。日本では「トランプ現象」として注目され、ユーキャン新語・流行語大賞のトップテンにも選出されました。選挙キャンペーンで彼が掲げた「アメリカ・ファースト」というスローガンは、国内産業の保護や移民政策の強化、貿易赤字の是正などを重視する方針として、アメリカ国内外で議論を巻き起こしました。トランプ氏の当選は、既存の政治体制への不満や変革を求める声を象徴し、2016年の世界情勢を大きく揺るがす出来事となりました。
2016年、「文春砲」はユーキャン新語・流行語大賞の候補に選ばれました。この言葉は、『週刊文春』が芸能界や政界のスキャンダルを次々と報じ、その影響力が増大したことから生まれました。特に、ベッキーさんと「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音さんの不倫報道は大きな話題となり、「ゲス不倫」や「センテンススプリング」といった関連語も流行語大賞の候補に挙がりました。これらのスクープにより、『週刊文春』の取材力と報道姿勢が注目され、「文春砲」という表現が広く浸透しました。
2016年、ピコ太郎さんの「PPAP（ペンパイナッポーアッポーペン）」が世界的なブームを巻き起こしました。8月にYouTubeで公開されたこの動画は、シンプルで中毒性のあるリズムとユーモラスな歌詞が話題となり、ジャスティン・ビーバーさんが自身のSNSで紹介したことをきっかけに、さらに注目を集めました。音楽的には、808ドラムマシンを使用した軽快なビートが特徴で、シンプルながらもダンスミュージックの要素を取り入れた洗練された構成が印象的です。「PPAP」はユーキャン新語・流行語大賞にノミネートされるとともに、ネット流行語大賞で金賞を受賞するなど、その人気は社会現象となりました。
2016年7月にリリースされたスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」は、現実世界と連動した新しいゲーム体験を提供し、世界的なブームを巻き起こしました。日本でも社会現象となり、ユーキャン新語・流行語大賞のトップテンに選出されました。プレイヤーが実際に街を歩きながらポケモンを捕まえるという斬新なシステムは、多くの人々を屋外に誘い出し、健康促進や地域活性化にも寄与しました。一方で、歩きスマホによる事故や私有地への無断立ち入りなどの問題も発生し、社会全体でのルール作りやマナーの向上が求められるきっかけとなりました。
2016年、「歩きスマホ」はユーキャン新語・流行語大賞の候補に選ばれました。スマートフォンの普及に伴い、歩行中に画面を操作する行為が増加し、交通事故や周囲との衝突などの社会問題が顕在化しました。特に、同年にリリースされた「ポケモンGO」の流行により、歩きスマホによる事故が多発し、社会的な関心が高まりました。これを受けて、各自治体や企業は歩きスマホ防止の啓発活動を強化し、マナー向上を呼びかけました。「歩きスマホ」は、現代社会における新たな課題として認識されるようになりました。
2016年、人工知能（AI）は技術革新の象徴として多方面で注目を集めました。Google傘下のDeepMindが開発したAI「AlphaGo」が囲碁のトップ棋士イ・セドル九段に勝利し、AIの可能性を世界に示しました。また、AIを活用したディープラーニング技術が画像認識や自然言語処理で大きな成果を上げ、実用化が進展しました。同年、「AI」は新語・流行語大賞の候補に選ばれ、一般の関心も高まりました。これらの成果は、AIが社会や産業に与える影響の大きさを改めて印象付けました。
2016年、国民的アイドルグループSMAPが解散を発表し、日本社会に大きな衝撃を与えました。この出来事は「SMAP解散」としてユーキャン新語・流行語大賞の候補に選ばれ、年末の音楽番組『NHK紅白歌合戦』では、SMAPの出演が注目されましたが、最終的に辞退する形となりました。また、解散発表後の『SMAP×SMAP』最終回は高視聴率を記録し、多くのファンが別れを惜しみました。SMAPの解散は、平成の芸能史における重大な出来事として記憶されています。
2014年、横澤夏子は「あるあるネタ」を得意とする女性芸人として注目を集めました。特に、結婚式の司会者やママ友などの日常にいる人々を鋭く観察し、誇張した演技で表現するスタイルが話題となりました。この年、バラエティ番組やお笑いライブへの出演が増え、独自のキャラクターで幅広い層から支持を得ました。2014年は横澤夏子が芸能界での地位を築き始めた飛躍の年となりました。
2016年、お笑いコンビ「千鳥」は東京進出後の活動を本格化させました。7月にはテレビ東京の深夜番組『NEO決戦バラエティ キングちゃん』で、東京キー局での初MCを務めました。また、9月30日には東京・ルミネtheよしもとで単独ライブ『千鳥の大漫才2016』を開催し、新作漫才を披露しました。これらの活動を通じて、千鳥は全国的な知名度を高め、バラエティ番組への出演も増加しました。彼らの独特な漫才スタイルとトーク力が評価され、以降、多くのレギュラー番組を持つ人気芸人としての地位を確立しました。
2016年、広瀬すずさんは映画『ちはやふる』で主演の綾瀬千早役を務め、同作品は上下巻の二部作として公開されました。彼女の演技は高く評価され、日本アカデミー賞の優秀主演女優賞を受賞しました。また、テレビドラマ『怪盗 山猫』ではヒロインの高杉真央役を演じ、幅広い役柄に挑戦しました。さらに、数多くのCMにも出演し、その透明感と演技力で多くの視聴者の心を掴みました。これらの活躍により、広瀬すずさんは若手女優の中でもトップクラスの人気と実力を持つ存在として注目されました。
2016年、りゅうちぇるさんは個性的なファッションとキャラクターで一躍注目を集めました。恋人のぺこさん（オクヒラテツコさん）と共に「ぺこ＆りゅうちぇる」としてバラエティ番組に多数出演し、明るいキャラクターと独特のファッションセンスで人気を博しました。同年4月には、AbemaTVで初の冠番組『りゅうちぇる×ちゃんねる』が放送開始され、彼の多彩な才能がさらに注目されました。また、12月28日にはぺこさんと結婚し、公私ともに充実した一年となりました。これらの活動を通じて、りゅうちぇるさんは若者のファッションアイコンとしての地位を確立しました。
2016年、国分太一さんは情報番組『白熱ライブ ビビット』のメインキャスターを務め、視聴者からの信頼を深めました。また、バラエティ番組『男子ごはん』では料理の腕前を披露し、親しみやすいキャラクターで人気を博しました。さらに、音楽番組『テレ東音楽祭（3）』の総合MCとしても活躍し、幅広いジャンルでの司会業に定評がありました。これらの活動により、国分さんはタレント番組出演本数ランキングで年間出演数659本を記録し、2014年・2015年に続き3連覇を果たしました。多彩な才能と安定感のある司会ぶりで、芸能界での地位を確立しました。
2016年、近藤春菜さん（ハリセンボン）は日本テレビの情報番組『スッキリ』のサブMCに就任し、月曜日から金曜日まで全曜日に出演しました。彼女の明るいキャラクターと的確なコメントが視聴者から高く評価され、番組の顔としての地位を確立しました。また、バラエティ番組やドラマへの出演も続け、多彩な才能を発揮しました。これらの活動により、近藤春菜さんはお笑い芸人としてだけでなく、マルチタレントとしての存在感を強めました。
2016年、菅田将暉さんは映画『ディストラクション・ベイビーズ』での演技が評価され、ヨコハマ映画祭助演男優賞を受賞しました。また、『セトウツミ』や『溺れるナイフ』では主演を務め、日本映画プロフェッショナル大賞最優秀主演男優賞を獲得しました。テレビドラマでは、『ラヴソング』や『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』に出演し、幅広い役柄を演じました。さらに、KDDIの「au 三太郎シリーズ」では鬼ちゃん役として親しまれ、オリコンの調査で2016年度のブレイク俳優1位に選ばれました。
2016年、高畑充希さんはNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』でヒロインの小橋常子役を務め、幅広い世代から支持を集めました。また、映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』では主演を務め、その演技が評価されました。さらに、舞台『わたしは真悟』に出演し、女優としての幅を広げました。これらの活躍により、高畑さんは第41回エランドール賞新人賞を受賞し、女優としての地位を確立しました。
2016年、渡辺直美さんはデビュー10周年を迎え、初のワールドツアーを開催しました。10月にはニューヨークでの公演を成功させ、現地の観客からも高い評価を得ました。また、同年には自身のアパレルブランド「PUNYUS（プニュズ）」を立ち上げ、ファッション分野でも活躍の幅を広げました。さらに、Instagramのフォロワー数が日本一となり、SNS上でも大きな影響力を持つ存在として注目されました。これらの活動を通じて、渡辺さんはお笑い芸人としてだけでなく、ファッションアイコンやインフルエンサーとしても地位を確立しました。
2016年、お笑いコンビ「メイプル超合金」はテレビ番組への出演が急増し、前年の15番組から295番組へと飛躍的に増加しました。カズレーザーさんの独特な金髪に赤い衣装のキャラクターと、安藤なつさんの親しみやすい存在感が視聴者に強い印象を与えました。同年のブレイクタレントランキングで1位を獲得し、若手芸人からも高く評価されました。また、M-1グランプリ2016では準決勝に進出し、敗者復活戦にも参加するなど、漫才師としての実力を証明しました。個性的なキャラクターと独特の漫才スタイルで、以降もバラエティ番組やCMで幅広く活躍しています。
2016年、TBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』が放送され、社会現象となりました。主演の新垣結衣さんと星野源さんの演技が高く評価され、特にエンディングで披露された「恋ダンス」は多くの人々に模倣され、YouTubeなどで話題を集めました。主題歌である星野源さんの「恋」も大ヒットし、音楽チャートを賑わせました。しかし、同年のユーキャン新語・流行語大賞では「恋ダンス」はノミネートされず、一部のファンからは不満の声も上がりました。それでも、『逃げ恥』は2016年を代表するドラマとして、多くの視聴者の心に残りました。
2016年、映画『シン・ゴジラ』が公開され、日本映画界に大きな衝撃を与えました。庵野秀明氏が総監督・脚本を務め、樋口真嗣氏が監督・特技監督を担当しました。本作は、ゴジラシリーズのリブート作品として、現代日本に出現したゴジラに対する政府や自衛隊の対応をリアルに描きました。特撮技術とCGを融合させた迫力ある映像表現が話題となり、興行収入は82.5億円を超える大ヒットを記録しました。また、第40回日本アカデミー賞では最優秀作品賞を含む7部門を受賞し、その完成度の高さが評価されました。『シン・ゴジラ』は、社会風刺や政治的メッセージを含む深い内容で、多くの観客の心に強い印象を残しました。
2016年、ディズニー映画『ズートピア』が公開されました。擬人化された動物たちが共存する都市「ズートピア」を舞台に、ウサギの新人警官ジュディ・ホップスとキツネの詐欺師ニック・ワイルドが協力して事件を解決する物語です。多様性や偏見といった社会問題を巧みに描き、大人から子供まで幅広い層に支持されました。日本でも興行収入が76億円を超えるヒットを記録し、アカデミー長編アニメ映画賞を受賞するなど、国際的にも高い評価を受けました。
2016年4月から9月にかけて、テレビアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』が放送されました。原作は長月達平氏のライトノベルで、異世界に召喚された主人公・ナツキ・スバルが「死に戻り」の能力を駆使して運命に立ち向かう物語です。高品質な作画と緻密なストーリー展開が視聴者の心を掴み、特にヒロインのレムは多くのファンを獲得しました。主題歌「Redo」（鈴木このみ）やエンディングテーマ「STYX HELIX」（MYTH & ROID）も人気を博し、作品の世界観を彩りました。この年、『リゼロ』は異世界アニメブームの代表作として高い評価を受けました。
2016年、アニメ「僕のヒーローアカデミア」が放送を開始し、大きな注目を集めました。週刊少年ジャンプで連載中の原作を基に、個性豊かなキャラクターと熱いストーリー展開が話題となりました。特に主人公・緑谷出久の成長や仲間たちとの絆が視聴者の共感を呼びました。この年は第1期が放送され、緻密なアニメーションと迫力あるバトルシーンが高く評価され、続編への期待を高める結果となりました。
2016年、お笑いコンビ・オリエンタルラジオが率いる音楽ユニット「RADIO FISH」の楽曲『PERFECT HUMAN』が大きな話題を呼びました。同年2月に放送された『ENGEIグランドスラム』での初披露をきっかけに注目を集め、YouTubeでの再生回数が急増しました。3月には音楽番組『ミュージックステーション』に出演し、キレのあるパフォーマンスを披露しました。この楽曲は、iTunesの音楽配信チャートで首位を獲得し、2016年を代表するヒット曲となりました。また、第58回日本レコード大賞では企画賞を受賞し、音楽業界からも高い評価を受けました。
2016年、欅坂46はデビューシングル『サイレントマジョリティー』をリリースし、音楽シーンに鮮烈な印象を与えました。この楽曲は、従来のアイドルソングとは一線を画す強いメッセージ性を持ち、個人の意志や社会への問いかけをテーマにしています。ミュージックビデオは再開発中の渋谷駅工事現場で撮影され、都会的でスタイリッシュな映像美が話題となりました。発売初週に26万枚以上を売り上げ、オリコン週間CDシングルランキングで1位を獲得するなど、デビュー作として異例のヒットを記録しました。また、センターを務めた平手友梨奈さんのカリスマ性あふれるパフォーマンスも注目を集め、以降の欅坂46の活動に大きな影響を与えました。
2016年、安室奈美恵さんのシングル『Hero』がリリースされました。この楽曲は、NHKのリオデジャネイロオリンピック・パラリンピック放送テーマソングとして起用され、スポーツに挑む選手たちやそれを応援する人々へのエールとして制作されました。希望に満ちた歌詞と壮大なメロディーが、多くの人々の心に響きました。ミュージックビデオでは、聖火をイメージした巨大モニュメントが登場し、安室さんが力強く歌う姿が印象的です。この曲は、2017年の第68回NHK紅白歌合戦で披露され、大きな反響を呼びました。また、2018年度のJASRAC賞では金賞を受賞し、その年の著作権使用料分配額が最も多かった楽曲として評価されました。『Hero』は、安室奈美恵さんの代表曲の一つとして、多くの人々に愛され続けています。
2016年9月、米津玄師さんはシングル『LOSER / ナンバーナイン』をリリースしました。表題曲の一つ『LOSER』は、ヒップホップの要素を取り入れたアッパーチューンで、米津さん自身がミュージックビデオで本格的なダンスを披露したことでも話題を集めました。振付は辻本知彦さんが担当し、米津さんは約1か月間の練習を経て撮影に臨みました。この楽曲は、Honda「JADE」のCMソングにも起用され、幅広い層から支持を受けました。また、同シングルに収録された『ナンバーナイン』は、ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ～漫画、9番目の芸術～」の公式イメージソングとして制作され、米津さんの多彩な才能が改めて評価されるきっかけとなりました。
2016年、ザ・チェインスモーカーズはシングル『Closer』をリリースし、世界的なヒットを記録しました。シンガーのホールジーをフィーチャーしたこの楽曲は、軽快なエレクトロポップのサウンドとキャッチーなメロディが特徴で、元恋人同士の再会をテーマにしています。全米ビルボードホット100チャートで12週連続1位を獲得し、各国のチャートでも上位にランクインしました。2016年を象徴する楽曲として、多くの音楽ファンに愛されています。
2016年4月、スコットランド出身のDJであるカルヴィン・ハリスは、バルバドス出身の歌手リアーナをフィーチャーしたシングル『This Is What You Came For』をリリースしました。この楽曲は、エレクトロポップの軽快なビートとキャッチーなメロディーが特徴で、リリース直後から世界的なヒットとなりました。全米ビルボードホット100チャートで最高3位を記録し、イギリスやオーストラリアなど多くの国々でトップ10入りを果たしました。また、ミュージックビデオも公開され、リアーナの魅力的なパフォーマンスが視聴者を魅了しました。このコラボレーションは、2011年の『We Found Love』以来となり、再び二人の強力なタッグが音楽ファンを歓喜させました。
2016年、ジャスティン・ティンバーレイクはシングル『CAN'T STOP THE FEELING!』をリリースしました。この楽曲は、ドリームワークス・アニメーションの映画『トロールズ』の主題歌として制作され、明るくエネルギッシュなダンス・ポップとして多くの人々を魅了しました。リリース直後から各国の音楽チャートで上位にランクインし、特に全米ビルボードホット100では初登場1位を記録しました。また、ミュージックビデオでは、ティンバーレイクが日常の中で人々と共に踊るシーンが描かれ、楽曲の持つポジティブな雰囲気を強調しています。この曲は、2016年を代表するヒットソングとして、世界中で愛され続けています。
2016年8月5日から21日まで、南米初となるリオデジャネイロで第31回夏季オリンピックが開催されました。大会には約11,000人の選手が参加し、28競技306種目で熱戦が繰り広げられました。日本は金メダル12個を含む計41個のメダルを獲得し、過去最高の成績を収めました。特に、体操男子団体やレスリング女子での活躍が目立ちました。また、閉会式では次回開催地である東京への引き継ぎセレモニーが行われ、安倍晋三首相がマリオの姿で登場し、話題を呼びました。
2016年6月23日、イギリスで欧州連合（EU）からの離脱を問う国民投票が行われ、離脱支持が51.9%と僅差で勝利しました。この結果、イギリスはEUからの離脱、いわゆる「ブレグジット（Brexit）」に向けた手続きを開始しました。国民投票の結果は、国内外で大きな波紋を呼び、政治・経済に多大な影響を及ぼしました。その後、イギリスはEUとの交渉を経て、2020年1月31日に正式に離脱を完了しました。
2016年、イチロー選手はメジャーリーグ通算3000本安打を達成し、史上30人目の快挙を成し遂げました。また、日米通算ではピート・ローズの記録を超える4257本安打を記録し、大きな話題となりました。シーズン成績は打率.291、95安打と前年を上回る成績を残し、42歳ながら高いパフォーマンスを維持しました。さらに、重要な場面での打率が高く、チームへの貢献度も評価されました。一方、所属するマーリンズはシーズン途中から失速し、9月にはエース投手ホセ・フェルナンデスの事故死という悲劇にも見舞われました。それでもイチロー選手はシーズンを通じて安定した活躍を見せ、ファンを魅了しました。
2016年6月、Cygamesはスマートフォン向けオンラインカードバトルゲーム『Shadowverse（シャドウバース）』をリリースしました。プレイヤーは多彩なカードを組み合わせてデッキを構築し、1対1の対戦を楽しむことができます。美麗なイラストや人気声優のボイスが特徴で、リリース直後から多くのユーザーを獲得しました。また、eスポーツとしての大会も開催され、競技性の高さが評価されていました。
2016年5月、Blizzard Entertainmentはチーム対戦型アクションシューティングゲーム『Overwatch（オーバーウォッチ）』をリリースしました。プレイヤーは多彩なヒーローから選択し、6対6のチーム戦で目標達成を目指します。個性的なキャラクターや戦略性の高いゲームプレイが評価され、同年のThe Game AwardsでGame of the Yearを受賞するなど、多数の賞を獲得しました。また、eスポーツシーンでも盛り上がりを見せ、世界中でプロリーグや大会が開催されました。『Overwatch』は2016年を代表するゲームの一つとして多くのゲーマーに愛されました。
2016年11月、スクウェア・エニックスは『ファイナルファンタジーXV』を発売しました。本作は開発期間が約10年に及び、当初は『ファイナルファンタジー ヴェルサスXIII』として発表されましたが、開発中にタイトルやコンセプトが変更されました。オープンワールド形式を採用し、プレイヤーは主人公ノクティスとその仲間たちと共に広大な世界を冒険します。アクション性の高い戦闘や美麗なグラフィックが評価される一方で、ストーリー展開に対しては賛否が分かれました。それでも、シリーズの新たな挑戦として多くのファンに受け入れられ、2016年を代表するゲームの一つとなりました。
2016年、スマートフォン向けRPG『Fate/Grand Order』は、壮大なシナリオ展開と多彩なイベントで多くのユーザーを魅了しました。プレイヤーは「マスター」として歴史上の英霊（サーヴァント）を召喚し、チームを編成して人類史の修復に挑みます。ターン制のコマンドバトルシステムを採用し、戦略性とキャラクター育成の楽しさが特徴です。2016年には全7章のシナリオが完結し、12月31日には第1部序章を映像化した特別番組『Fate/Grand Order -First Order-』が放送され、大きな話題となりました。これらの展開により、『Fate/Grand Order』は2016年を代表するスマートフォンゲームとして確固たる地位を築きました。
2016年3月25日、株式会社ルミネはJR新宿駅新南口に新商業施設「NEWoMan（ニュウマン）」を開業しました。この施設は上質で本物を求める大人の女性をメインターゲットとし、ファッションや飲食店など約100店舗が出店しています。また、同年4月には「バスタ新宿」が隣接地にオープンし、NEWoManとともに新宿の新たなランドマークとして注目を集めました。バスタ新宿の利用者を見込んだ施設設計やイベントスペース「LUMINE 0」など、多機能性を備えた複合施設として多くの来訪者を魅了しました。
2016年、水素を含むとされる「水素水」が健康や美容に良いと注目され、特に美容意識の高い女性を中心に人気を博しました。活性酸素の除去やアンチエイジング効果が期待されるとされ、多くのメディアや著名人が取り上げたことで、その人気はさらに拡大しました。しかし、科学的根拠の不足や効果に対する疑問の声も上がり、ブームの一方で議論を呼びました。それでも、この年の流行グルメランキングで1位を獲得するなど、社会現象となりました。
2016年、かき氷は新たな進化を遂げ、フードシーンで大きな注目を集めました。従来のシンプルなシロップとは異なり、クリームブリュレ風やチョコレートエスプーマを使用したリッチな味わいのかき氷が登場し、その独創的なビジュアルと味覚で多くの人々を魅了しました。また、フルーツをふんだんに使用した豪華なかき氷も人気を博し、SNS上での話題となりました。これらの新感覚かき氷は、夏の風物詩としてだけでなく、一年を通じて楽しめるスイーツとして定着し、2016年のフードトレンドを象徴する存在となりました。
2016年、韓国のネイバー社が提供する自撮りアプリ「SNOW」が日本で大きな人気を博しました。このアプリは、顔認識技術を活用して動物の耳や鼻などのスタンプをリアルタイムで合成できる機能が特徴で、特に中高生の女性を中心に支持を集めました。同年5月にはApp Storeの無料アプリランキングで1位を獲得し、SNS上でも多くのユーザーがSNOWで加工した写真や動画を投稿するなど、若者の間で一大ブームとなりました。
2016年、Instagramは日本国内で月間利用者数が1,600万人を突破し、特に30代以下の若年層に支持されました。このアプリは写真や動画を投稿し、フォロワーとシェアできるSNSとしてスタートしましたが、フィルター機能や画像編集機能の充実により、クリエイティブな投稿が可能となっています。同年8月には、24時間で消える「Instagramストーリーズ」機能を追加し、日常の瞬間を気軽にシェアできるようになりました。さらに、ビジネスアカウントや広告機能も強化され、個人利用だけでなく企業のマーケティングツールとしても注目を集めました。これにより、Instagramはプライベートとビジネスの両面で欠かせないアプリとなりました。
リオ五輪
2016年8月5日から21日まで、南米初となるリオデジャネイロで第31回夏季オリンピックが開催されました。大会には約11,000人の選手が参加し、28競技306種目で熱戦が繰り広げられました。日本は金メダル12個を含む計41個のメダルを獲得し、過去最高の成績を収めました。特に、体操男子団体やレスリング女子での活躍が目立ちました。また、閉会式では次回開催地である東京への引き継ぎセレモニーが行われ、安倍晋三首相がマリオの姿で登場し、話題を呼びました。