3密
2020年、新型コロナウイルス感染症が拡大する中、日本政府は感染防止策として「3密」を避ける行動を提唱しました。「3密」とは、密閉・密集・密接の状況を指し、これらを避けることでクラスター(感染集団)の発生リスクを減らすという考え方です。この言葉は東京都知事・小池百合子氏が記者会見やメディアを通じて頻繁に使用したことで広まり、感染対策の基本概念として社会に浸透しました。同年、日本では緊急事態宣言が発令され、外出自粛やテレワークの推奨、飲食店の営業時間短縮が行われる中、「3密」は象徴的な言葉となりました。「3密」は2020年の「ユーキャン新語・流行語大賞」で年間大賞に選ばれ、コロナ禍を象徴する言葉として記憶されています。
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GoToキャンペーン
2020年、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ経済を活性化するため、日本政府は「Go To キャンペーン」を実施しました。「Go To トラベル」は旅行代金を最大50%補助し、沖縄や北海道などが人気の目的地となりました。また、「Go To イート」では食事券やポイント還元を通じて飲食業界を支援し、多くの人が複数回利用しました。しかし、感染拡大との関連性や不正利用、制度の不備が指摘され、賛否両論を巻き起こしました。利用者の間では「お得に旅行や外食を楽しめた」といった声もあった一方で、感染リスクを懸念して参加を控える人も多く見られました。「Go To キャンペーン」は2020年の「新語・流行語大賞」トップテンに選ばれ、社会的に大きな話題となりました。
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ソーシャルディスタンス
2020年、新型コロナウイルス感染拡大を受け、「ソーシャルディスタンス」の確保が重要視されました。これは人と人との間隔を保つことで、濃厚接触者の発生やクラスター(集団感染)の発生を防ぐ目的がありました。政府は感染予防策として布製マスクの配布を決定しましたが、この政策は「アベノマスク」と揶揄され、その効果や費用対効果について議論を生みました。また、PCR検査の拡充も進められました。これらの対策とともに、「ソーシャルディスタンス」は新たな生活様式の一環として社会に浸透し、同年の「ユーキャン新語・流行語大賞」にもノミネートされました。
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オンライン○○
2020年、新型コロナウイルスの影響で「オンライン○○」が急速に普及しました。これは、オンライン授業、オンライン会議、オンライン飲み会など、さまざまな活動がインターネット上で行われました。この動きは、ニューノーマル(新常態)として社会に定着し、テレワークやステイホーム、おうち時間の増加に伴い、Zoomなどのビデオ会議ツールの利用が拡大しました。特に、オンライン会議での見た目を意識した「Zoom映え」という言葉も生まれました。これらの変化は、2020年の新語・流行語大賞にノミネートされ、社会全体が急速なオンライン化を余儀なくされたこと象徴しています。
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愛の不時着
2020年、韓国ドラマ『愛の不時着』は、新型コロナウイルスの影響による巣ごもり需要の中、動画配信サービスNetflixで配信され、日本で大きな話題となりました。韓国の財閥令嬢と北朝鮮の将校のラブストーリーが視聴者の心を掴み、長期間にわたり視聴され続けました。主演のヒョンビンとソン・イェジンの演技や作品のストーリー性が特に評価され、社会現象となるほどの人気を博しました。このドラマの成功は、2020年の「ユーキャン新語・流行語大賞」のトップ10にも選出され、同年を象徴するコンテンツの一つとして記憶されています。
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あつまれ どうぶつの森
2020年3月、任天堂のNintendo Switch用ゲーム『あつまれ どうぶつの森』が発売されました。新型コロナウイルスの影響で外出自粛が求められる中、仮想の無人島でスローライフを楽しむこのゲームは、巣ごもり需要と相まって世界的な大ヒットとなりました。プレイヤーは島の開発や住民との交流、オンラインでの他者とのコミュニケーションを通じて、おうち時間を充実させました。その人気は社会現象となり、2020年の「ユーキャン新語・流行語大賞」トップテンにも選出されました。
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ソロキャンプ
2020年、ソロキャンプが日本で大きな注目を集めました。新型コロナウイルスの影響で「3密」を避ける生活様式が求められる中、一人で自然を楽しむソロキャンプが再評価されました。この年の「ユーキャン新語・流行語大賞」では、「ソロキャンプ」がトップテンに選ばれました。お笑い芸人のヒロシさんがソロキャンプの魅力を発信し、関連書籍や動画が人気を博しました。また、自宅でアウトドア気分を味わえる「キャンプ飯」も話題となり、SNSではダッチオーブンやスキレットなどを使ったレシピが多くシェアされました。
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フワちゃん
2020年、YouTuberでタレントのフワちゃんが日本の芸能界で大きな注目を集めました。彼女の独特なファッションやタメ口キャラは多くのテレビ番組で話題となり、バラエティー番組を中心に幅広く活躍しました。「フワちゃん」という言葉が「2020ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテンに選ばれるほどの影響力を持ちました。また、SNSを駆使した独自の発信スタイルが若者層を中心に人気を博し、新しいタレント像として注目を集めました。
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NiziU
2020年、NiziUは日本の音楽シーンで大きな注目を集めました。日韓合同オーディション番組「Nizi Project」から誕生した9人組ガールズグループで、プレデビュー曲「Make you happy」の「縄跳びダンス」がSNSで話題となり、若者を中心に人気を博しました。その結果、「NiziU」は「2020ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート語30語に選出されました。また、正式デビュー前にもかかわらず、音楽番組やCMへの出演が相次ぎ、エンターテインメント業界での存在感を示しました。さらに、デビューシングル「Step and a step」はオリコン週間シングルランキングで初登場1位を獲得し、その勢いはとどまることを知りませんでした。
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時を戻そう
2020年、お笑いコンビ「ぺこぱ」のツッコミ担当、松陰寺太勇さんのフレーズ「時を戻そう」が話題となりました。ぺこぱは2019年のM-1グランプリで決勝に進出し、斬新な漫才スタイルで一気に注目を集めました。その流れを受けて2020年には多くのテレビ番組に出演し、さらに人気を拡大しました。「時を戻そう」は「2020ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされ、その年を象徴する言葉の一つとなりました。
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ぼる塾
2020年、女性お笑いカルテット「ぼる塾」の田辺智加さんのフレーズ「まぁねぇ~」が注目を集めました。このフレーズは、彼女の独特なキャラクターと相まって多くのバラエティ番組で話題となり、「2020ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート30語に選ばれました。ぼる塾は「しんぼる」と「猫塾」という2つのコンビが合流して結成され、田辺さん、きりやはるかさん、あんりさん、そして当時育児休暇中であった酒寄希望さんの4人組です。個性的なキャラクターと独自の笑いで視聴者を惹きつけ、芸能界で確固たる地位を築きました。
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3時のヒロイン
2020年、お笑いトリオ「3時のヒロイン」は日本の芸能界で大きな注目を集めました。2019年末の『女芸人No.1決定戦 THE W』で優勝したことをきっかけに、彼女たちは多くのテレビ番組やメディアに出演し、その独特なキャラクターとコントで視聴者の心を掴みました。特に、メンバーの福田麻貴さん、ゆめっちさん、かなでさんの個性豊かな掛け合いが人気を博し、バラエティ番組やCMなどでの活躍が増加しました。また、彼女たちのネタで使用された楽曲が話題となり、音楽チャートにも影響を与えるなど、エンターテインメント業界全体での存在感を示しました。
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博多大吉(博多華丸・大吉)
2020年、博多華丸・大吉の博多大吉さんは、テレビ番組出演本数ランキングで548本を記録し、1位に輝きました。特に、NHKの朝の情報番組『あさイチ』での司会業が注目され、安定感のある進行と的確なコメントが多くの視聴者から支持されました。漫才コンビとしても変わらず高い評価を受ける一方、大吉さん個人の活動もバラエティ番組や情報番組での活躍が際立ち、多忙を極めた一年となりました。
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マヂカルラブリー
2020年、お笑いコンビ「マヂカルラブリー」は『M-1グランプリ2020』で優勝し、一躍脚光を浴びました。彼らの独特な漫才スタイルは賛否を呼び、漫才の定義についての議論を巻き起こしました。その斬新な表現方法が評価され、多くのテレビ番組やメディアに出演する機会が増加しました。ボケ担当の野田クリスタルさんは、同年に『R-1ぐらんぷり2020』でも優勝を果たし、プログラミング技術を活かしたゲーム制作でも注目を集めるなど、芸人としての枠を超えた多彩な才能を発揮しました。この活躍により、マヂカルラブリーは多くのテレビ番組やメディアに出演し、2020年を代表する芸人となりました。
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ティモンディ
2020年、お笑いコンビ「ティモンディ」は、日本の芸能界で注目を集めました。高岸宏行さんと前田裕太さんの二人組で、共に済美高校野球部出身という異色の経歴を持ち、スポーツを取り入れた独自の芸風が人気を博しました。特に、高岸さんの前向きなキャラクターと「やればできる!」のフレーズが話題となり、多くのバラエティ番組やスポーツ関連の番組に出演しました。また、YouTubeチャンネル「ティモンディのベースボールTV」を開設し、野球経験を活かした動画配信も行い、幅広い層から支持を得ました。
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吉住
2020年、女性ピン芸人の吉住さんは、第4回『女芸人No.1決定戦 THE W』で優勝し、一躍注目を集めました。彼女の独特なコントスタイルと鋭い観察眼が評価され、芸能界での地位を確立しました。また、翌年の『R-1グランプリ2021』でも決勝進出を果たし、幅広い才能を示しました。これらの活躍により、テレビやラジオへの出演が増加し、ドラマやバラエティ番組でもその存在感を発揮しました。さらに、同年には自身の冠番組『吉住のアナタとコント』が放送され、彼女の多彩な才能が多くの視聴者に届けられました。
タグ: 芸能
窪田正孝
2020年、俳優の窪田正孝さんは、NHK連続テレビ小説『エール』で主演を務めました。この作品は、昭和を代表する作曲家・古関裕而氏をモデルにした物語で、窪田さんは主人公・古山裕一を熱演し、高い評価を受けました。また、同年には映画『初恋』にも主演し、アクションとラブストーリーが融合した作品で新たな一面を見せました。さらに、プライベートでは女優の水川あさみさんとの結婚生活が注目を集め、芸能界のパワーカップルとして話題となりました。これらの活動を通じて、窪田さんは俳優としての地位をさらに確固たるものとしました。
タグ: 芸能
杉咲花
2020年、女優の杉咲花さんは、NHK連続テレビ小説『おちょやん』でヒロインの竹井千代役を演じました。この作品は、女優・浪花千栄子さんをモデルにした物語で、杉咲さんの熱演が視聴者から高く評価されました。また、同年には映画『青くて痛くて脆い』で主演を務め、幅広い演技力を披露しました。さらに、CMやバラエティ番組への出演も増え、幅広い層からの支持を獲得しました。これらの活躍により、杉咲花さんは2020年の日本の芸能界で大きな存在感を示しました。
タグ: 芸能
森七菜
2020年、女優の森七菜さんは、NHK連続テレビ小説『エール』でヒロインの妹・関内梅役を演じ、その演技が高く評価されました。また、10月期のTBSドラマ『この恋あたためますか』で連続ドラマ初主演を果たし、コンビニスイーツ開発に奮闘するヒロインを好演しました。さらに、映画『ラストレター』や『青くて痛くて脆い』にも出演し、幅広い役柄を演じ分ける実力を示しました。これらの活躍により、同年の「オリコンブレイク女優ランキング」で1位に選ばれました。前年に公開された新海誠監督のアニメ映画『天気の子』ではヒロイン・天野陽菜の声を担当するなど、多方面での才能を発揮しました。
タグ: 芸能
北村匠海
2020年、俳優でありDISH//のリーダーである北村匠海さんは、音楽と俳優業の両面で目覚ましい活躍を見せました。音楽活動では、DISH//の楽曲「猫」がYouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』で披露され、シンプルなアレンジと北村さんの歌唱力が話題を呼びました。このパフォーマンスは多くの視聴者の心を掴み、再生回数は1億回を超える大ヒットとなりました。俳優業では、映画『東京リベンジャーズ』で主人公・花垣武道役に抜擢され、公開前から大きな注目を集めました。これらの活動を通じて、北村さんは音楽と演技の両分野で才能を発揮し、2020年のエンターテインメント界で大きな存在感を示しました。
タグ: 芸能, 音楽
エガちゃんねる
2020年2月1日、お笑い芸人の江頭2:50さんはYouTubeチャンネル「エガちゃんねる」を開設しました。その過激で独特なコンテンツが話題を呼び、開設からわずか9日でチャンネル登録者数100万人を突破し、当時の最速記録の一つとなりました。さらに、同年4月には登録者数が200万人を超え、短期間での急成長を遂げました。「エガちゃんねる」は、江頭さんの体を張った企画やトークが人気を博し、2020年の日本のYouTube界で大きな存在感を示しました。
タグ: 芸能, インターネット
テセウスの船
2020年1月から3月にかけて、TBS系列で放送された日曜劇場『テセウスの船』は、東元俊哉氏の同名漫画を原作とするヒューマンミステリードラマです。主演の竹内涼真さんが、父親の冤罪を晴らすために過去にタイムスリップする主人公・田村心を熱演しました。共演には、鈴木亮平さん(父・佐野文吾役)、榮倉奈々さん(母・佐野和子役)など豪華キャストが揃い、家族の絆や過去の事件の真相に迫るストーリーが視聴者の心を掴みました。主題歌はUruさんの「あなたがいることで」で、作品の感動をさらに深めました。平均視聴率は約11.3%を記録し、最終回では15.4%に達するなど、高い人気を博しました。
タグ: ドラマ
パラサイト 半地下の家族
2020年、韓国映画『パラサイト 半地下の家族』は、第92回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の4部門を受賞し、外国語映画として史上初の作品賞受賞という快挙を成し遂げました。日本では同年1月に公開され、3月末までに累計329万人を動員し、興行収入は45億円を突破する大ヒットとなりました。この作品は、社会の格差や家族の在り方を鋭く描き、世界中で高い評価を受けました。
タグ: 映画
TENET テネット
2020年9月、クリストファー・ノーラン監督のSFアクション映画『TENET テネット』が日本で公開されました。この作品は、時間の逆行をテーマにした複雑なストーリーと壮大な映像美が特徴で、主演のジョン・デビッド・ワシントンが「名もなき男」を演じました。共演にはロバート・パティンソンやエリザベス・デビッキなどが名を連ね、豪華なキャストが話題を呼びました。日本では興行収入が約23億円を記録し、世界的なパンデミックの中でも多くの観客を動員しました。また、第44回日本アカデミー賞で最優秀外国作品賞にノミネートされるなど、高い評価を受けました。
タグ: 映画
呪術廻戦
2020年10月から2021年3月まで、芥見下々氏の同名漫画を原作とするテレビアニメ『呪術廻戦』が放送されました。制作はMAPPAが担当し、主人公・虎杖悠仁が呪いと戦うダークファンタジーとして高い人気を博しました。第1期では「呪胎戴天編」や「京都姉妹校交流会編」などが描かれ、迫力あるバトルシーンと深みのあるストーリー展開が視聴者の心を掴みました。主題歌も話題となり、オープニングテーマはEveの「廻廻奇譚」、エンディングテーマはALI featuring AKLOの「LOST IN PARADISE」が起用され、作品の世界観を彩りました。
タグ: アニメ, 音楽
I LOVE...
2020年2月12日、Official髭男dismのシングル「I LOVE...」がリリースされました。この楽曲は、TBS系ドラマ『恋はつづくよどこまでも』の主題歌として書き下ろされ、ドラマの感動的なシーンと共に多くのリスナーの心に深く刻まれました。作詞・作曲は藤原聡さんが手掛け、日常の中で感じる様々な愛の形や、それが持つ意味について深く考えた内容となっています。リリース後、楽曲は各音楽チャートで上位にランクインし、YouTubeで公開されたミュージックビデオは1億回以上再生されるなど、幅広い層から支持を得ました。また、2020年の年間ランキングでも上位に位置し、Official髭男dismの代表曲の一つとして認知されました。
タグ: 音楽
夜に駆ける
2020年、音楽ユニットYOASOBIの楽曲「夜に駆ける」は、日本の音楽シーンで大きな注目を集めました。星野舞夜さんの小説『タナトスの誘惑』を原作として制作された楽曲で、YouTubeやSNSを中心に急速に拡散されました。さらに、音楽チャンネル『THE FIRST TAKE』での一発撮りパフォーマンスも話題となり、その歌唱力と独特の世界観が多くの視聴者を魅了しました。「夜に駆ける」はBillboard JAPANの年間総合ソング・チャート「JAPAN HOT 100」で総合首位を獲得し、同年末の第71回NHK紅白歌合戦でも披露されました。
タグ: 音楽, インターネット
香水
シンガーソングライターの瑛人さんが2019年に配信した楽曲「香水」は、2020年に動画共有アプリ「TikTok」でのカバー動画やパロディ動画の投稿をきっかけに急速に人気が拡大しました。特に、サビの歌詞に登場する「ドルチェ&ガッバーナのその香水のせいだよ」というフレーズが印象的で、多くの人々の共感を呼びました。その結果、主要音楽チャートで上位にランクインし、YouTubeのミュージックビデオ再生回数は1億回を超える大ヒットとなりました。また、2020年末の第71回NHK紅白歌合戦に瑛人さんが初出場し、「香水」を披露したことでも話題となりました。
タグ: 音楽, インターネット
Dynamite
2020年8月21日、韓国のBTS(防弾少年団)はシングル「Dynamite」をリリースしました。全編英語詞によるディスコポップ風ナンバーで、明るくエネルギッシュなサウンドが特徴です。リリース直後、米Billboard Hot 100で初登場1位を獲得し、アジアのアーティストとして57年ぶりの快挙を成し遂げました。ミュージックビデオは公開24時間で1億再生を超え、新記録を樹立。さらにMTVビデオ・ミュージック・アワードでのパフォーマンスも話題を呼び、2020年を代表するヒット曲となりました。
タグ: 音楽
Rain On Me
2020年5月22日、レディー・ガガとアリアナ・グランデのコラボレーション楽曲「Rain On Me」がリリースされました。この曲は、ガガのアルバム『Chromatica』に収録され、ディスコやハウスの要素を取り入れたダンスナンバーとして注目を集めました。リリース直後、全米ビルボードHot 100で初登場1位を獲得し、世界各国の音楽チャートでも上位にランクインしました。さらに、日本のお笑い芸人・渡辺直美さんが同曲のミュージックビデオを忠実に再現したパロディ動画を制作し、YouTubeチャンネル「NAOMI CLUB」で公開しました。このパロディ動画は、レディー・ガガ本人からも「最高!素晴らしい作品!」と称賛され、大きな話題となりました。これらの出来事により、「Rain On Me」は2020年を代表するヒット曲として広く認知されました。
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炎 (LiSA)
2020年、LiSAさんの楽曲「炎(ほむら)」は、映画『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』の主題歌としてリリースされ、大きな話題を呼びました。作詞を梶浦由記さんとLiSAさん、作曲を梶浦由記さんが手掛けたこの楽曲は、映画の感動をさらに引き立て、多くの人々の心を掴みました。同年末の第62回日本レコード大賞では大賞を受賞し、LiSAさんのキャリアにおいて大きな転機となりました。また、ストリーミング累計再生回数3億回を突破し、デジタルダウンロードではミリオンセールスを記録するなど、2020年の音楽シーンを代表する一曲となりました。
タグ: 音楽, アニメ
Savage Love
2020年、ニュージーランドのプロデューサーJawsh 685が制作した「Laxed (Siren Beat)」を基に、アメリカの歌手Jason Deruloさんが「Savage Love (Laxed - Siren Beat)」として発表しました。この楽曲は、TikTokを中心に世界的なブームを巻き起こし、多くのユーザーが動画に使用しました。さらに、韓国のグループBTSが参加したリミックス版がリリースされ、2020年10月には米国ビルボードのシングルチャート「Hot 100」で1位を獲得しました。これにより、「Savage Love」は2020年を代表するヒット曲の一つとなりました。
タグ: 音楽, インターネット
グッバイ宣言
2020年4月、ボカロPのChinozoさんが楽曲「グッバイ宣言」を発表しました。この曲は、アルセチカさんのイラスト「すわりよければおべてよし」に触発されて制作され、VOCALOIDのv flowerをボーカルに使用しています。ミュージックビデオはYouTubeとニコニコ動画に投稿され、特にYouTubeでは2022年7月にボカロ曲として初の1億再生を達成しました。また、TikTokでのフィンガーダンス動画をきっかけに人気が急上昇し、2021年2月にはBillboard JAPANのTikTok楽曲ランキングで初の首位を獲得しました。さらに、YouTubeでの「歌ってみた」動画の投稿も相次ぎ、幅広い層から支持を得ました。これらの要因により、「グッバイ宣言」はインターネット発のヒット曲として注目を集めました。
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嵐 活動休止
2019年1月27日、人気アイドルグループ嵐は、2020年12月31日をもって活動を休止することを公式ファンサイトで発表しました。リーダーの大野智さんが2017年6月にメンバーへ自身の思いを伝え、5人での話し合いを重ねた結果、活動休止の決断に至ったとされています。活動休止までの期間、嵐は精力的に活動を続け、ファンへの感謝の気持ちを表現しました。2020年12月31日、嵐は予定通り活動を休止し、各メンバーはそれぞれの道を歩み始めました。
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アンジャッシュ
2020年6月、お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建さんが複数の女性との不倫問題で活動を自粛しました。相方の児嶋一哉さんは、テレビ番組やラジオで一人での活動を継続し、コンビとしての活動は一時的に停止しました。渡部さんは同年12月に謝罪会見を開きましたが、活動再開には至りませんでした。一方、児嶋さんはバラエティ番組やドラマ出演などで活躍し、個人としての知名度を上げました。
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定額給付金
2020年、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、日本政府は経済対策として「特別定額給付金」を実施しました。住民基本台帳に記録されている全ての人を対象に、一人当たり10万円を給付するものでした。申請は各市区町村を通じて行われ、郵送申請とオンライン申請の方法が提供されました。この給付金は、所得税や住民税の課税対象外とされ、生活保護受給者においても収入や資産として認定されないなど、生活支援のための配慮がなされました。しかし、申請手続きや給付の遅れ、一部自治体でのオンライン申請の中止などの課題も指摘されました。
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菅義偉
2020年9月16日、菅義偉氏が第99代内閣総理大臣に就任しました。前任の安倍晋三氏の辞任を受けての就任であり、新型コロナウイルス感染拡大や経済の落ち込みなど、国難の最中での船出となりました。菅内閣は、デジタル庁の創設や携帯電話料金の引き下げ、行政の縦割り打破などの政策を推進しました。また、2020年10月26日の所信表明演説では、国民のために働く内閣を目指すと表明し、コロナ対策や経済再生、社会保障改革などに取り組む姿勢を示しました。
タグ: 社会
アメリカ大統領選挙
2020年11月3日、アメリカ合衆国で第59回大統領選挙が行われました。民主党のジョー・バイデン氏が共和党の現職大統領ドナルド・トランプ氏を破り、当選を果たしました。新型コロナウイルスのパンデミック下での選挙となり、郵便投票が大幅に増加しました。その結果、投票率は66%を超え、120年ぶりの高水準となりました。バイデン氏は8000万票以上を獲得し、史上最多得票数を記録しました。一方、トランプ氏は選挙結果に異議を唱えましたが、各州での再集計や訴訟の結果、バイデン氏の勝利が確定しました。2021年1月20日、バイデン氏は第46代大統領に就任し、カマラ・ハリス氏は初の女性副大統領として歴史を刻みました。
タグ: 社会
無観客試合
2020年、新型コロナウイルスの影響で、多くのスポーツやエンターテインメントイベントが無観客で開催されました。プロ野球やJリーグは、感染拡大防止のため無観客試合を実施し、観客のいないスタジアムで試合が行われました。また、東京オリンピックは延期が決定され、史上初の開催延期となりました。高校野球の甲子園大会も中止が発表され、選手やファンに大きな衝撃を与えました。さらに、人気アイドルグループ嵐のコンサート「アラフェス2020」は無観客で開催され、オンライン配信を通じてファンに届けられました。スポーツやエンタメ業界は大きな影響を受け、無観客試合やイベントの新たな形態が模索される年となりました。
タグ: 社会, スポーツ
フルーツサンド
2020年、フルーツサンドが日本でブームとなりました。その断面の美しさから「萌え断」と呼ばれ、SNSを中心に話題を集めました。パン屋やフルーツ専門店が多彩なフルーツサンドを提供し、若者を中心に人気が拡大しました。愛知県岡崎市の「ダイワスーパー」は、八百屋が手掛ける新鮮なフルーツを使ったサンドイッチがSNSで注目を集め、2020年3月には東京・中目黒に「ダイワ 中目黒店」をオープンしました。また、「銀座千疋屋」や「新宿高野」などの老舗も高品質なフルーツサンドを提供し、人気を博しました。
タグ: フード
リングフィットアドベンチャー
2019年10月、任天堂はNintendo Switch向けフィットネスゲーム『リングフィット アドベンチャー』を発売しました。このゲームは、専用の「リングコン」と「レッグバンド」を使用し、プレイヤーの体の動きをゲーム内のキャラクターに反映させることで、楽しみながら運動できる仕組みとなっています。2020年、新型コロナウイルスの影響で外出自粛が求められる中、自宅で運動できる手段として注目を集め、需要が急増しました。その結果、品薄状態が続き、入手困難となる場面も見られました。同年6月には日本国内での累計販売本数が100万本を突破し、世界的にも大ヒットを記録しました。
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桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!
2020年11月19日、コナミデジタルエンタテインメントはNintendo Switch向けゲーム『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』を発売しました。本作は「桃太郎電鉄」シリーズの最新作で、家族や友人と楽しめるボードゲームとして注目を集めました。新型コロナウイルスの影響で自宅で過ごす時間が増える中、大ヒットし、2021年6月には累計販売本数が300万本を突破しました。オンライン対戦機能の充実も評価され、幅広い層から支持を得ました。
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Among Us
『Among Us』は、宇宙船を舞台にクルーメイト(乗組員)とインポスター(裏切り者)に分かれ、タスクの遂行や妨害を通じて勝利を目指す人狼系ゲームとして知られています。2020年中頃から、TwitchやYouTubeなどの配信者による実況プレイが注目を集め、口コミで人気が急上昇しました。9月には同時接続者数が150万人を超えるなど、世界的なブームとなりました。日本でも、多くのストリーマーやVTuberがプレイ動画を投稿し、SNS上で話題となりました。シンプルなルールと手軽さから、幅広い層に受け入れられ、2020年を代表するゲームの一つとなりました。
タグ: ゲーム, インターネット
Fall Guys
2020年8月4日、イギリスのゲーム開発会社Mediatonicが手掛けた『Fall Guys: Ultimate Knockout』がリリースされました。最大60人のプレイヤーがオンラインで競い合うバトルロイヤル形式のアクションゲームで、カラフルでコミカルなキャラクターたちが多彩なステージで生き残りを目指します。シンプルな操作性とデザイン、そして多人数での対戦が魅力となり、TwitchやYouTubeなどの配信者による実況プレイを通じて人気が急速に拡大しました。日本でも多くのストリーマーやYouTuberがプレイ動画を投稿し、SNS上で話題となりました。さらに、PlayStation Plusのフリープレイタイトルとして提供されたこともあり、幅広い層のプレイヤーに支持されました。
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原神
2020年9月28日、中国のゲーム開発会社miHoYo(現HoYoverse)は、オープンワールド型アクションRPG『原神』をリリースしました。このゲームは、広大な世界「テイワット」を舞台に、プレイヤーが「旅人」となって冒険を繰り広げる内容です。基本プレイ無料で提供され、リリース直後から高い評価を受けました。特にその美麗なグラフィックや自由度の高いゲームプレイが注目されました。日本国内でも多くのプレイヤーを獲得し、2020年を代表するゲームの一つとなりました。
タグ: ゲーム
100日後に死ぬワニ
2019年12月から2020年3月にかけて、漫画家きくちゆうき氏がTwitterで連載した4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』は、連載開始から徐々に注目を集め、特に最終回直前の99日目にはリツイート数や「いいね」数が急増し、話題が爆発的に拡散しました。最終回公開後には書籍化や映画化が発表され、関連グッズの販売やコラボ企画も展開されました。しかし、商業展開のスピードに対する批判も一部で見られました。その後もSNS上での話題は続き、2020年のSNS流行語大賞ではトップ5にランクインするなど、社会現象となりました。
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やりらふぃー、◯◯しか勝たん、きゅんです
2020年、若者を中心に「やりらふぃー」「〇〇しか勝たん」「きゅんです」といった言葉が流行しました。「やりらふぃー」は、ノルウェーの楽曲のフレーズがそう聞こえることから、TikTokでのダンス動画を通じて広まり、楽しい時やテンションが上がった際に使われました。「〇〇しか勝たん」は、「〇〇が一番好き」や「〇〇が最高」といった意味で、SNS上で推しを強調する際に用いられました。「きゅんです」は、胸がときめく瞬間を表現する言葉として、特に恋愛感情を示す際に使われました。これらの言葉は、2020年のギャル流行語大賞の上位にランクインし、若者文化を象徴するものとして注目されました。
タグ: インターネット, 流行語大賞
ダルゴナコーヒー
2020年、新型コロナウイルスの影響で外出自粛が続く中、自宅で手軽に作れる「ダルゴナコーヒー」が日本でもブームとなりました。この飲み物は、インスタントコーヒー、砂糖、お湯を等量混ぜて泡立て、ホイップ状にしたものを牛乳の上に乗せて作られます。韓国発祥で、見た目が韓国の砂糖菓子「ダルゴナ(カルメ焼き)」に似ていることからこの名前が付けられました。SNSを中心に作り方や写真が広まり、家庭でカフェ気分を味わえるドリンクとして人気を博しました。クックパッドの「食トレンド大賞2020」でも取り上げられ、ステイホーム期間中の代表的なトレンドとなりました。
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MIYASHITA PARK
2020年8月、渋谷に複合施設「MIYASHITA PARK」がオープンしました。この施設は、公園、商業施設、ホテルが一体となった新しい都市空間として注目を集めました。全長約330メートルの敷地内には、スケート場やボルダリングウォール、多目的運動施設などのスポーツ設備が整備され、多様なイベントが開催可能な芝生広場も設けられました。商業エリアには、ファッション、飲食、ライフスタイル関連の店舗が多数出店しました。再開発の過程では、公共空間の商業化に対する批判もありましたが、渋谷と原宿エリアをつなぐ新たなランドマークとして都市の回遊性向上や地域活性化に寄与しました。
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ニューファンタジーランド
2020年9月28日、東京ディズニーランドに新エリア「ニューファンタジーランド」がオープンしました。このエリアは、ディズニー映画『美女と野獣』の世界を再現しており、ゲストはベルが住む村や美女と野獣の城を訪れることができます。主なアトラクションとして、「美女と野獣“魔法のものがたり”」があり、映画の名曲に合わせて動くライドに乗り、物語の名シーンを巡ることができます。さらに、トゥモローランドには「ベイマックスのハッピーライド」、トゥーンタウンには「ミニーのスタイルスタジオ」などの新施設も同時にオープンし、東京ディズニーランドの新たな魅力として多くのゲストを迎えました。
タグ: エンタメ, 施設
Blinding Lights
2019年11月29日、カナダのアーティスト、ザ・ウィークエンドがシングル「Blinding Lights」をリリースしました。この楽曲は、2020年に世界的なヒットを記録し、米ビルボードの年間シングルチャートで1位を獲得しました。また、同年のIFPI(国際レコード・ビデオ製作者連盟)による「グローバル・デジタル・シングル・アワード」でも首位に輝き、全世界でのストリーミング再生回数は27億2,000万回に達しました。さらに、米ビルボードの「Hot 100」チャートでは、トップ10に52週連続でランクインするという史上初の快挙を達成しました。このように、「Blinding Lights」は2020年を代表する楽曲として、世界中で高い評価を受けました。
タグ: 音楽
Black Lives Matter 運動
2020年、アメリカで発生したBlack Lives Matter(BLM)運動は、日本にも影響を与えました。黒人男性ジョージ・フロイドさんの死亡事件を契機に、世界各地で人種差別への抗議活動が広がり、日本でも東京や大阪でデモが行われました。この運動は、日本社会における人種差別や多様性についての議論を促し、メディアやSNSで大きな話題となりました。その結果、「BLM(Black Lives Matter)運動」は「2020ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート語30語に選出されました。この年、BLM運動は日本社会における人種差別問題を再認識させる契機となりました。
タグ: 流行語大賞, 社会
鬼滅の刃 無限列車編
2020年、「鬼滅の刃」は日本で社会現象となりました。漫画を原作とするこのアニメは、感動的なストーリーと美しい映像で幅広い層に支持されました。劇場版「鬼滅の刃 無限列車編」は煉獄杏寿郎を中心とした物語で、公開後わずか数ヶ月で興行収入400億円を突破しました。LiSAが歌う主題歌「炎」も大ヒットし、音楽チャートで記録を更新しました。「全集中の呼吸」や「柱」といった関連ワードも幅広い世代で使われて大流行しました。この作品はコロナ禍におけるエンタメ業界の象徴的存在となり、大規模なブームを生み出しました。
タグ: 流行語大賞, アニメ, 映画
インスタライブ/リール
2020年、Instagramは新型コロナウイルスの影響で利用者が増加し、さまざまな新機能が注目を集めました。「インスタライブ」は、著名人や一般ユーザーが自宅から配信を行う手段として人気を博し、リアルタイムでの交流が促進されました。「インライ」という言葉は同年のギャル流行語大賞にも選ばれ、若者の間で定着しました。また「リール」は、TikTokに対抗する形で注目を集め、15秒から30秒の短尺動画を作成・共有できる機能として注目を集めました。これらの機能強化により、Instagramはユーザーの多様なニーズに応え、プラットフォームとしての魅力をさらに高めました。
タグ: インターネット, 流行語大賞